レッスン内容と当日の持ち物
体験レッスンの内容と当日の持ち物についてご紹介します。
体験レッスンの内容
体験レッスンでは、長襦袢の着方、着物の着方、名古屋帯の結び方をおこないます。
長襦袢の着方
長襦袢とは、和装用下着(肌襦袢や半襦袢)の上に着るもので、着物を着用する際に肌に直接触れることで傷むのを防ぐためのアイテムです。通常、きものを着用する際には、素肌(ショーツ・ブラジャー)→ 和装肌着→長襦袢→着物の順で着用します。体験レッスンでは、紐の扱い方をはじめ、衿の合わせ加減や衣紋の抜き具合などをお伝えします。
着物の着方
きものを着る際には、前合わせが「右前」となるように着るのが正しい着方となります。前合わせをしっかりと整えることが重要となり、体験レッスンでは紐数が少なくて簡単に着られる円居流の着付けをお試しいただきます。
名古屋帯の結び方
帯にはいくつかの種類があり、中でも名古屋帯は袋帯よりも短く、結びやすく扱いやすいのが特徴です。仕立て方や生地によって、セミフォーマルからお洒落着まで幅広く使用できますので、はじめて着付けを学ぶならば、まずは名古屋帯の結び方を覚えるとよいでしょう。
当日の持ち物
体験レッスンでは、きもの、着付け小物一式は円居にて用意いたしますので、和装用の肌着と足袋をご持参ください。
肌襦袢
裾よけ
和装スリップ・ワンピース肌着
白足袋
和装用の肌着とは、着物の下に着るインナーのような存在となり、肌襦袢とも呼ばれます。
また、肌襦袢と裾よけが一体となったワンピース型の和装スリップといったタイプもあります。
また、足袋もきものを着る上で必要なアイテムであり、白足袋(白い布で作った足袋)であれば、カジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで、一年を通して使用することができます。足袋の素材は定番の綿、もしくはストレッチ素材でアイロンかけ不要のナイロンやポリエステルが使いやすいでしょう。
円居の体験レッスンについて
体験レッスンは、気軽に円居の着付けを体験できるチャンスです。まずは教室の雰囲気や円居流の簡単着付けを知っていただくことが大切と考えています。
円居流の着付けは、腰紐や伊達締めなどの必要最低限の小物だけを使った方法となり、紐数が少なく簡単な着付けで、楽な着心地となります。
「どんなところなんだろう…」「通い続けられるかな…」などの不安もあるかと思いますが、まずは実際に円居の着付けを体験してみてください。
円居の着付け体験レッスン