晩春_講師さんの装い〜気候に沿う〜
着付け教室
あっという間に6月になりました
今年は既に「梅雨入りかしら?」と思う様な日が続いたり
早々と夏日を記録する春先でした
基本的なきものの衣更えルールでは5月までは袷の季節ですが
普段着で楽しむには実際の気候と体調に合わせ
長着、襦袢ともに袷、単衣、薄物を着分けて工夫している
講師さんたちの着こなしをご紹介します
既に夏日も記録された4月後半
袷の着物に絽の襦袢で調節して
きものスタイリスト秋月洋子さんがプロデュースと文字を書かれた
藤柄の帯はチラリと見える手先にツバメが
帯揚げは中野史朗さんの和更紗
Kimitoさんの七宝帯留め
三分紐の群青色でキリッと締めて
急に暑くなり雨も多かった5月
藍の格子が涼やかな木綿の着物に
きものスタイリスト秋月洋子さんがプロデュースされた
お太鼓が無柄でタレや手先に柄が描かれた染め帯で
サッパリとした雰囲気ながらも凝ったお洒落
小山憲市さんの細い縞の羽の様に軽い紬は
絽や紗の様にはっきりとした透け感では無い
単衣〜盛夏に着られる織物です
和紙が織り込まれた櫛織りの博多帯は
千年工房・OKANOの名古屋帯
軽やかな装いです
ランダムな横縞が織り出された単衣仕立ての大島紬
生糸で薄い生地の大島紬は涼感も有り
水濡れにも強いので雨が心配な日には心強い着物です
モダンな柄が染められた麻の名古屋帯
きものスタイリスト秋月洋子さんプロデュースブランド「れん」の
帯留めと帯揚げの赤に三分紐のブルーが効いています
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