花田工房の紬と帯
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今回の「花田工房の紬」展では、
本場結城紬の他にも素敵な紬をご紹介しています。
DMにも写っている正藍のみじん格子は「貫紬」
江戸時代の奢侈禁止令公布の際に経糸に木綿糸、
緯糸には「手つむぎ糸」を用いて、
「これは絹ではありませんよ」と取り締まりを免れる為に生み出されたそう。
花田工房では緯糸に「手つむぎ糸」と「座繰糸」の絹糸を用いており
他には無いオリジナルの「貫紬」で、
経糸、緯糸共に「てつむぎ糸」の平織り本場結城紬よりも、
さらりとした風合いで、単衣に仕立てると、よりその良さが活きるそう。
また、真綿糸を羅織りにした八寸帯は、
一年中締められるそうで、とても軽くてしなやか。
八寸なので、縢るだけでも良いのですが、
この透け感を活かしてお好みのカラー芯を入れても素敵です。
こちらは白耳、平織りの本場結城紬です。
優しく上品なグレー地にドットの様に見えるアレンジを施した
蚊絣がモダンです。
帯は九寸。
モノトーンの横段がお洒落。
街着としてもお洒落な組み合わせ。
小物で色を挿して楽しんでください。
地機織の実演、前半は明日2/11(月)まで。
後半は来週金曜日〜日曜日までです。