博多着こなし術
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昨日は、よっちゃんこと千年工房の吉田さんのトークショーに
ご参加くださいましたお客様、ありがとうございました。
六本木ヒルズを経て、現在GINZA SIXという最先端の流行が集まるスポットの
店長である吉田さん。
博多織の良さに加えて、着こなしの妙も語ってくださいました。
もともと、博多織の歴史は着尺から始まったそう。
千年工房さんはそのルーツである紬を現在も織っている数少ない織元さん。
その博多経錦紬 花献上でキリリとカッコ良いコーディネートに挑戦。写真だと墨色に見えますが、綺麗な藍色。
華献上柄が短冊の様に織り出されていて素敵です。
ビロード生地を作る輪奈織の技法を元に開発した千年工房さんオリジナルの「しずく」芭蕉の葉が織り出された帯を合わせて、
南国を思わせる鮮やかな色の小物を添えてみました。
八掛の色で遊んでみても良いかも・・・柄八掛も良いな〜と楽しい妄想が広がります。
菱模様の地紋?とよくよく見ると華皿文様!
こちらは上品にお茶会コーディネートに挑戦。
全体的に優しい色合いにして、帯締めだけ少し濃い色のぼかしでポイントに。
こちらの帯は「総浮本袋」で格調高い柄が織り出された本袋帯。
しっかりとした風合いで帯芯を入れずにそのまま締められます。
その分軽くて薄くしなやかな締めごこちだそう。
さらには経錦なので縦に折り皺が付きにくく、関東巻き、関西巻き、
さらにはリバーシブルで3種類の前柄が楽しめる、一本三役の優れもの。
薄くて軽く、柄を変えて楽しめるときたら旅先で重宝しますね!
今日は激しい雨になりましたが明日からはお天気も良さそう。
ぜひ、博多帯をご覧になりにいらしてください。